(書評)この本、いかが?「カレンダーおもしろ活用術」

前回のブログ(2015年9月)では、

卓上カレンダーや文字カレンダーなどの商品紹介をさせていただきました。

今回は、そのカレンダーを使うためのガイドブックとして

「カレンダーおもしろ活用術」

(日本能率協会マネジメントセンター編・発行 定価1400円+税)

をご紹介します。

 

秋の夜長

来年のカレンダー選びや、スケジュール管理術の
ご参考にお役立てください。

 

カレンダーおもしろ活用術

(内容)

カレンダーを、仕事やプライベートで効果的に活用するためのガイドブックです。

110項目の活用術を1~2ページ単位で紹介していますので、どこからでも読めます。

真面目なビジネス本、といった体裁なので、

もちろん順番に読んでいってもいいのですが

最初に、YES/NOで答えるチャートがあり、カレンダーの日常の使い方を答えていくと、

「あなたにおすすめのカレンダー活用術」ページにジャンプできる、

といった使い方もできます。

 

下記の通り3部構成です。

 

第1部 仕事力アップのカレンダー活用術

「習慣力・継続力」 「段取り力」 「目標達成力」

「チーム力」 「ビジネス感度」をアップさせる活用術を紹介

 

第2部 プライベートライフが楽しくなるカレンダー活用術

「家計簿」 「家族の行動計画」 「趣味を充実」 「健康管理」

にカレンダーを使うための活用術の紹介

 

第3部 WEBカレンダーの活用術

パソコンやスマホ・タブレットで使える、アプリやサイトの種類・機能説明と

活用術の紹介

 

巻末に

・「六曜」など暦用語の説明

・カレンダーの歴史、

・能率カレンダーの製品紹介(2011年当時のラインアップ)

もあります。

 

(感想)

考えてみると、「手帳の使い方」の本はたくさんあっても

「カレンダーの使い方」という本はあまり記憶がありません。

「手帳」にしても、「カレンダー」にしても、

基本は「スケジュール管理」や「活動記録」のノウハウが大半を占めるわけですから

自然と内容が似通ってきます。

 

すると、どうなるか?

大方のユーザーは「自分個人のスケジュール管理」のアイデアを得たいわけですから

「手帳」の使い方という本が、圧倒的に多くなるわけです。

 

実際、この中に収録されている「110のワザ(活用術)」にしても

「カレンダー」「手帳」両方に使えるため、カレンダー独自の活用術は多くないです。

ただ、こうした内容的なハンディを背負いつつも、

あえて「カレンダー」という商品から、スケジュール管理術を展開しようとする

著者および出版社のチャレンジ精神には、

カレンダー業者として、大いに敬意を表したいと思います。

 

巷ではよく

「全ての情報を1冊の情報ツール(特に手帳やパソコン・スマホ)で集中管理する」

といった本がありますが、この本は最初から、カレンダーを「万能」とはしていません。

カレンダーはほかの情報ツールと連携し、メリットを生かしながら共存していくものとしています。

 

では、そのメリットとは何でしょうか?

基本的には、個人のスケジュール管理用よりも、それを他人と共有するツール、それも

「アナログな分、老若男女を問わず、ITに詳しくない方でも交流できるツール」

というのが、カレンダーの大きな役割である、というのが、この本の主張だと思います。

家族や職場といったグループで

「1冊のカレンダーを共有する」ための方法を、具体的にたくさん紹介しています。

 

たとえば

「会議の円滑化のため、事前にカレンダーを職場で回覧する」

という活用術がありました。

会議の予定日や当日検討する資料を、使っているカレンダーに添付して事前に回覧するのです。

「他の予定(自分や他人の休暇や出張予定など)」が書いてあるカレンダーで回覧すれば、

お互いの都合がよくわかるので、日程調整がやりやすい、というのは一理あるかもしれません。

WEBカレンダーでは、予定の共有はかなり普及してきましたが

ITについていけない方も世の中には多いですし、能力の差も大きいです。

その点、カレンダーは安いし(もらえることも多いし)、簡単に使えますよね。

そのカレンダーで、アナログでもここまでできますよ、というのは

なかなかいい提案だと思います。

 

さらに「カレンダーを「回覧」する、という発想自体がかなりユニークですね。驚かされました。

カレンダーは「年頭に壁に貼ったら、年末まで1年間そのまま」

という固定観念があったので、ちょっと「目からウロコ」です。

 

あと、手元にあるのは2011年10月発行の初版本なので

掲載されているカレンダーやアプリなどは現在と仕様が違ったり、

あるいは生産終了になっているかもしれません。

ただ、それらの紹介はこの本のメインの目的ではないので、

参考として見ている分には、大きな問題はないと思います。

 

ご興味のある方は最寄りの書店に問い合わせるか、

あるいは、ネットでも扱っているようなので、アクセスしてみてください。

一例として、楽天の販売サイトを紹介します

 

(リンクではありませんのでクリックしても反応しません。アドレスをコピペしてくださいね)

楽天ブックス

http://books.rakuten.co.jp/rb/11403654/

 

発売元のサイト(広報のみで、サイトでの発売はしていないようです)

日本能率協会マネジメントセンター

http://www.jmam.co.jp/new/newsrelease/1262436_1362.html

(2015.10.26)

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