「祝祭日」の「祭日」ってナニモノ?

先日、ある商店の看板に「日曜・祝祭日は休業」と書いてありました。

この「祝祭日」のうち、「祝日」はわかるんですが、「祭日」っていったいナニ?いつのこと? ご存じですか?

船上の日の丸

明治憲法下では、「祝日」と「大祭日」という2種類の休日がありました。

昔はこれらをまとめて「祝日大祭日」、略して「祝祭日」と言ったのです。

ですから、「祭日」とは「大祭日」のこと。

 

大祭日とは、神道の主宰である天皇陛下が宮中で行われる、重要なお祭りの日のことでした。

おもなものは・・・

元始祭(1/3)   春季皇霊祭(3/21頃)   神武天皇祭(4/3)

春季皇霊祭(9/23頃)   神嘗祭(10/17)   新嘗祭(11/23)

などです。

 

また当時の祝日には、おもに次のものがありました。

四方節(1/1)・・・天皇陛下による早朝の四方拝

新年宴会(1/5)・・・宮中の新年祝賀会   紀元節(2/11)・・・神武天皇即位記念日

天長節(昭和では4/29)・・・天皇誕生日   明治節(11/3)・・・明治天皇誕生日

 

祝日も大祭日も、皇室・神道につながるものだったためか、 戦後制定された「国民の祝日に関する法律」では「祝日」でなくなり、 「大祭日」「祭日」は規定すらありません。

でも、よく日付を見てください。現在の祝日と同じ日付のものがたくさんありますね。 もちろん、名前は変わっていますが・・・。

 

と、いうことで、

「祝祭日」の「祭日」は「大祭日」。旧憲法下の休日の一種であった。

今は法律上「祭日」も「大祭日」もなくなっているので、公式には存在しない。

が正解でした。

 

(2014.4.14)

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